平壌発・教育の情報化の現況:教育の情報化水準を示した全国プログラム展示会
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【平壌10月10日発・朝鮮中央通信】先日、平壌の3大革命展示館では、第17回全国教育部門プログラム展示会が催された。
全国の100余りの大学と中学校、小学校から出品された1000件以上の価値あるプログラムが展示された今回の展示会は、ハイピッチで進められる教育の情報化水準を示す意義深い契機となった。
教育委員会のチョン・ヨンヒ副局長は、昨年に比べて400件以上も多いプログラムが出品された。展示会に参加した単位の熱意は大したものだと、次のように語った。
金日成総合大学では、教育の実践においてきわめて意義が大きく、実用的な各種のプログラムを数十件も展示した。
その中でも、諸国の語彙に絵まで添えてた多国語電子絵辞書は、相当の水準のプログラムであるという審査員らの一致した評価を受けた。
教育委員会教育情報交流所と平壌第1中学校が共同で開発して展示した実力評価プログラムも、コンピュータによる試験とその評価方法の改善に、積極的に寄与するので、参観者の並々ならぬ関心を集めた。
学校のすべての教務行政管理を情報化して全国的範囲で教育単位に対するデータ統合を実現できるようにする金策工業総合大学のプログラムと金亨稷師範大学の電子黒板システム、遠隔教案製作器「志遠」など60件余りのプログラムも現実的意義が大きく、好評を博した。
平壌教員大学の教師キム・ヘヨンさんは、「展示会に来て自分の単位のプログラム開発水準がよく分かった。互いの成果と経験を十分に交流できる場になった。今後、より奮発して教育の実践に大切なプログラムを開発すると語った。
◇平壌、南浦など6の大学に遠隔教育大学が新たに設立
【平壌10月21日発・朝鮮中央通信】全民教育システムが整然と立てられている朝鮮で遠隔教育が急速に発展している。
最近、平壌外国語大学、平壌印刷工業大学、南浦水産大学をはじめ6の大学に遠隔教育大学が新しく設立されて教育を開始した。
記者とのインタビューに応じた教育委員会のキム・スナム副局長は、全国的に50余りの大学に遠隔教育大学が設立されて数多くの幹部と技術者、労働者が便利な時間に工場・企業所で大学の講義を受けているとし、次のように述べた。
現在、遠隔教育に対する社会的関心は日増しに高まっている。
学生数も、幾何級数的に増えている。
それに合わせて、遠隔教育システムも不断に更新され、遠隔教案も補充、完成されている。
遠隔教育の先頭に立っている金策工業総合大学では、移動通信網による遠隔教育システムを確立し、合理的な教育管理システムを新しく開発して学生が講義を受けた状況についてリアルタイムで報告を受け、学習ホームページがそのまま学生別、学科別、企業所別の競争の場になるようにしている。
金日成総合大ㅁ学の遠隔教育大学では、教務行政と教授者、学生、管理者を有機的に結合させた効率的な遠隔教育システムを国際的標準に合わせて開発することによって、世界的範囲で教育に関連する交流を実現できる確固たる展望を開いた。
平壌建築総合大学でも、建築、建設経営、建築材料など複数の建築部門の遠隔教育を実現して建設部門の幹部と研究者、労働者に便宜を図っている。
全民科学技術人材化を志向する朝鮮で、全国各地の数多くの人々が遠隔教育システムに網羅されて現代科学技術を思う存分学んでいる現実は、朝鮮労働党の教育政策の正当性と生命力を示す明確な証である。
*タイトルは編集部による。
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