東濃支部妻木分会朝鮮人学院、東濃朝鮮初中跡を行く

雑草に覆われた校舎を見て涙

宋寿賢

８・14

三男坊と岐阜県瑞浪市 化石博物館へ行ってビックリ！　なんと化石地下壕が強制連行の跡地であった！
プレートにその事実が刻まれていたので、知ることが出来ました。聞くところによると｢日朝友好の会｣の一員である、日本の学校の高校社会科教師が中心になって行政と闘い、このプレートを付けたとのこと。日本全国には、このようなプレートすら付けられないまま放置されている強制連行の跡地が、数え切れないほど存在します。
今日この事実をしっかりと、三男坊に教え伝えました！

化石の地下壕

この地下壕は、第二次世界大戦末期(１９４４年～１９４５年)に、航空機製造の疎開工場を建設するために掘られたものの一部です。地下壕の建設に携わったのは、強制連行された朝鮮人と中国人で、重労働と栄養失調などによる死傷者も多数でました。

コメント

• ソウ チョルチン・本日、奈良県天理柳本海軍飛行場建設に強制連行された遺族が南からやってきて集会を行います。残念ながら天理では、過去教職員、市民皆さんの力で天理市・天理教育委員会が設置した説明板を、現天理市長の並河氏が強制連行、慰安婦など明記した説明板は歴史的真実ではないと勝手に撤去してしまいました。その再設置を求めて遺族の方と集います。
• 宋寿賢・委員長！　やはり私たちは全てにおいて闘わなければなりませんね！

８・15

三男坊と岐阜県東濃地方のウリハッキョ、同胞機関を見学しました。

二〇年ほど前に、この地域の東濃朝鮮初中級学校が休校になり、その後廃校に。卒業生である嫁さんは、雑草に覆われた校舎を見て涙を流していました。何が何でも、ウリハッキョだけは守っていかないといけないという事を再認識しました。

そんな中でも支部事務所、分会事務所は立派に守っていました。大阪でも分会事務所は、ほとんど残ってないのに、同胞が多くない東濃地方で妻木分会事務所を守ってる事に胸が打たれました。

全国どこに行っても、一世、二世同胞の方々が残してくれた財産があります。その財産を本当の意味で、未来に向けての｢夢のある同胞社会｣、｢夢のある民族教育｣を再構築する為に有効活用してほしいと感じました。

コメント

• 金泰成・歴史的な日に心に響く投稿ですね。三男君の心にも刻まれたでしょうね！
• 宋寿賢・今回は私の全てを三男坊に伝える旅です。
• 秦勝元・읽다가 뜨거워지는 가슴을 어쩐다．
• 整理者注・東濃朝鮮初中級学校は、一九七五年に開校、一九九七年に中級部が東春朝鮮初中級学校に統合され、一九九八年 初級部が同校に統合され休校。

コメント

• 中山 茂・学院？
• 宋寿賢・東濃支部妻木分会です。昔、国語講習所的な役割をしていたのでしょうか？！
• 中山 茂・貴重ですね。個人宅ですか。それとも独自の事務所ですか。
• 宋寿賢・独自の事務所です。