児童教室、連合同窓会を体系化し 同胞の希望となる自立した朝青目指す
スポンサードリンク
朝青世代の連合同窓会を
金朝青を卒業すると、青商会や女性同盟、総連に移っていくのですか?
金委員長役員をした人たちは、大体そうです。卒業間近になると、本人と話し合って名簿を移します。
金女性はやはり女性同盟に行くことになるのでしょうか?
金委員長今年朝青を卒業した先輩が女性同盟の副部長として主に若い女性たちを担当することになりました。既婚、未婚にかかわらず朝青を卒業した若い女性の受け皿を作るために交流会などを計画しているようです。
金時代が変わって、男女別よりは世代別の組織が望まれているように思うのですが。
金委員長そういう観点から今、朝青が中心になって、朝青世代(50期~今年卒業の65期)の連合同窓会を作ろうと思っています。朝青を卒業したら、連合同窓会も卒業するという、朝青の併設組織として。ほかの地方や外国に行っても、互いの消息をやり取りしてつながりを持てるように。
金委員長に就任して、今期四年間でこういうことをやりたいというビジョンは?
金委員長前期を引き継いで、ブランド化したいと思っています。誰もが知っている団体に。そのためにも自立できる団体にしたいです。例えば土曜児童教室を、ただ総連支部から財政援助を受けて運営するのではなくて、NPO法人を建てて、行政から助成金をもらえるくらいに体系化したいと思っています。朝青本部が主管して各支部で、子どもたちが自分のルーツについて学べる場を提供する団体として。そうすれば入ってくる人にも間口を広げられるのではないかと。そこで育った子どもたちが朝青員になるので、大切に育てるためにもしっかりした枠組みが必要だと思っています。もう一つはさっき言った連合同窓会です。一人でも多くの朝青員とつながるために、ここでも体系化が必要だと思っています。
金イベントで一時的に人を大勢集めるだけではなくて、ずっとつながっていく枠組みを作るということですね。
金委員長イベントもして、朝青組織としてしっかりと組織化することを目指しています。いつもと同じメンバーを中心にさらに多くの人とつながるためにいろんなところから、立体的にアプローチしなくてはと、今、いろいろ構想中です。
金今最も足りないものは? 財政ですか?
金委員長財政は、今は何とかなっていますが、あればあるほどいいです。一番足りないものは…、活動家の能力ですかね。十四人から八人になったのですが、やることは十四人いたときと同じで、その時も手いっぱいだったんですよね。それを八人でやらなければいけないので、体も頭も足りなくて。
金どうして専任活動家が減ったのでしょうか? 朝大卒業生が減ったからなのでしょうか?
金委員長総連支部や女性同盟、青商会にごっそりと異動してしまったので。今回の大会で全国的に朝青の平均年齢がぐっと下がったというのもあります。
金じゃあ、体系化は早急な問題ですね。
金委員長はい、人が少なくなったからと言って後退するわけにはいかないので。
金児童教室と連合同窓会以外に体系化を考えていることはありますか? 非専任活動家の役割を高めるとか。
金委員長非専任は非専任で一生懸命に活動しているので、そういう層の拡大ですかね。委員長や常任委員を頼むのは少し大変でも、イベントの企画担当など部分的な活動の担当を頼むのはそれほど難しくありません。専任活動家がしていたことも、どんどんお願いして任せていっています。彼らも、専任活動家と自分たちのやることを分けて考えているわけではないので引き受けてくれます。専任のいない支部を本部が担当してはいますが、毎日行けるわけではないので、やはりそこに住んで地域をよく知っている非専任の朝青員たちが中心になっています。専任の活動家が彼らとの関係をしっかり築いていくことが大切です。朝青員との活動は頑張れば頑張っただけ、会えば会っただけ、話せば話しただけ成果が出るので、根気強くやらなくてはなりません。朝青だけではないかもしれませんが、朝青の場合は特に実感します。
スポンサードリンク