児童教室、連合同窓会を体系化し 同胞の希望となる自立した朝青目指す
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専従があこがれの職業に
金二十八歳で委員長になりましたが、個人として目指していることはありますか?
金委員長専任活動家を誇りと自負を持ってやっています。辞めていく人は多くて、入ってくる人は少ない状況が続く中で、活動家が大切だと言いながら辞めていく先輩を見て、「こんなに辞めていくのに、本当に必要なのだろうか?」と思った時期がありました。実際に現場に出て、必要だと実感しています。それでもずっと減少していくことを思うと、もっと多くの人と一緒にやっていくにはどうすればいいのだろうと考えます。そのためには、サッカー選手や弁護士のように子どもたちが将来就きたい夢の職業の一つにならなくてはと思っています。
金でも専任活動家になると言ったら、まず親が反対しますね。
金委員長そうですよね。本人の前に親が反対しますよね。職業としては、教員も同じなのですが、同胞たちの憧れとまではいかないにしても希望とか夢になれればいいなと思っています。
金そのためにはまず経済的自立の問題がありますね。
金委員長そうなんです。財政活動をしていないので、お金を稼いでいないんですよね、会費や賛助金だよりで。同胞たちの志でお給料をもらっているわけで。でも時代が変わってそれもだんだん難しくなっています。ならばお金儲けの方法を考えているとかというと、そうでもなくて。
金それで補助金をもらえるNPO団体の設立なのですね。
金委員長自立するために、できることは何でもしていかなくてはいけないと思っています。安英学選手が「夢はかなう」と言っていましたが、私たちは自分たちが「夢」にならなくてはいけません。
金夢になるような仕事だと思いますか?
金委員長そういう仕事だから今も続いているのだと思います。皆、自負を持って働いていると思います、ハッキョのために、組織のために、朝青員たちのために。
金今後は児童教室と連合同窓会を体系化して正常運営していくことが大きな課題ですね。
金委員長朝青がしっかりすれば今は朝青員ではない同胞たちともつながりやすくなります。飲み会にだけ来る朝青員もいますが、逆に学習会にだけ、ウリマル教室にだけ来る朝青員もいます。ハッキョ関連行事にだけ、サッカークラブにだけ来る朝青員もいて、本当に多様化しています。そんなニーズに応えて、まずは支部をしっかり動く組織に築いていこうと思います。
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